座り込み女子中学生。


朝から制服姿の女の子2人が店内に。まだ10:00過ぎのこと。
しかも、雑誌の置いてあるラックの前に座り込んで、漫画を読み始めた。
まったく、朝から何してるのさ?夏休みの宿題は終わったのかい??
う〜ん×× 困った連中だな。ホントに、最近の若いコは……いやいや、
若かろうが歳とっていようが、ちゃんとした人はちゃんとしているし、
駄目な者はダメなのだ……。(>へ<)
しかし、私も学生時代に立ち読みをしたことはあるが、
あんな風にべったりと座り込んで読みふけったことはない。
お小遣いが少なくて欲しい漫画も買えないから、悪いなと思いつつ立ち読みしたものだ。
あの子達は『立ち読み』じゃなくて、堂々と『座り読み』だもんね。(^^;
これはやっぱり現代女子学生の姿だよなと思う。
うちの店はお世辞にも大繁盛の大賑わいではないから、(※閑古鳥状態ではないぞ!)
二人が座り込んでいても、ものすごく邪魔で困るということはない。
雑誌を買おうとした人が、ちょっぴり困る程度だろう。
しかし、放っておくのはあの子達の為にならないし、お店の雰囲気が悪くなる。

「……どうしようかな。」(←そこまで考えてまだ悩むか!?)
「この間も K さんが注意したけどダメだったのよ。何か凄いこと言ってたみたい。」
「……そうなんですか……?」
『凄いこと』ってどんなことだい?「クソジジイ!」とか?(^^;( K さんは男性)

しかし、大人がビクビクしているから子供がどんどん悪くなるのだ。
大人がちゃんとしていなから、子供がおかしくなるのだ。
良くないことと思ったら、教えてあげなけりゃ。もっと堂々としなくてどうする!!(`へ´)
私だって、見かけは二十代のピチピチギャルだけど、ホントは三十半ばを過ぎた立派な大人!
(……オイオイ……!!でもホントに二十代に見られることが多い。どうせ幼児体型××
……んなことはどうでもいい。)
要は言い方だ。相手は中学生だけど、お店に入ってきたからには『お客様』。
幼稚園の子供じゃないし、大人のお客として注意しよう。
ここは一つ、勇気を出して……!!(≧0≦)/(……深呼吸。)

「……すみません。」
とりあえず声をかけると、2人が読んでいた漫画から顔を上げた。
「他のお客様のご迷惑になりますので、座り込みはご遠慮頂けませんか?」
「……はい……。」(←心なしか微笑んでいる?!)


2人は間もなく店から出て行った。……あっけなかった。あまりにも素直な反応に拍子抜けしたくらいだ。
先日言ってた『凄いこと』って〜!?(←聞きたかったんかい!?)
……もしかしたら違う子達だったのかな?(^^;

でも、注意して良かったです。自己満足かもしれないけど。
あ、『電車男』に影響受けたわけじゃないですヨ。『電車男』を知らなくても私はそうしていたでしょう。
まぁ、最近はいきなり刺したりするコワ〜イ人も多いから、気をつけなくてはいけませんけれどね。

……とにかく、この先子供が出来たら堂々とした親でいたいと思うし、
堂々とした大人でいたいと思います。